2014年05月08日

スバル・ATミッションの怪

スバル・アウトバックのATFを交換してしばらく走ってみました。クーラーコンデンサーを破損したので近所の電装屋さんにクーラーガスを入れてもらいに行ったのですが、走りだしてすぐは普通だったのですが、だんだん調子が良くなってきたように思います。具体的にはシフトショックの軽減です。帰りには時々『シフトしている』というのが感じられる事がありましたが、エンジン音、タコメーターを見ていないと分からない・・・というとちと大袈裟かな?という程度になってきました。良い意味で妙な感じです。
彼女に納車して感想を聞いたら「スムーズになって調子良くなった」と言っていましたが、何となく『気持ち程度改善』という雰囲気でした。クーラーコンデンサーを破壊してまで頑張ったのに、少しがっかり・・・。
けれど、数日してから電話がかかってきて「少し遠出して高速とかも走ったのだけれど、車はめちゃくちゃ調子良くなった。何やったの?」と言っていました。内容的には『静かになった』『振動が少なくなった』『ギアが変わる時のショックがほとんど無くなった』と言うことの様です。
 実際に行った作業はタイミングベルトやプーリー関係、ウォーターポンプ、クーラント、エンジンオイル、オイルエレメント、エアクリーナー、プラグ、ATFとATのオイルエレメントだけです。タイベルやウォーターポンプ、クーラントは車の調子が変わるとは思えませんし・・・。タイベルが伸びてバルタイが変わったため調子が落ちたは考えにくいし、もし、だとすればメーカーの交換指定距離は10万キロでは無く5万キロとかになるのでは無いかと思いますもの。調子を左右しそうな物といえば、エアクリ、プラグ、エンジンオイル、ATFくらいかなぁ。ATのエレメントはAT内の油圧の抵抗に関わるので調子に関係有るのかもしれないけれど。。。ATの構造を熟知していないもので・・・。
 エアクリはかなり汚れていたけれど、アクセル開度が僅かな領域なら、その変化は極めて僅かで明確に分かるものでは無いと思います。プラグは四本とも同じで、かなり白く焼けていました。キャブ車ならもう少し燃料を濃い目にとなりますがインジェクションですので、こんなものだと思います。イカレたプラグなら別だけれど、そこまで逝っていなければ大きな変化は無いと思いますし・・・。
 エンジンオイルはACCORのHUSYNN 0w-30で3回めの交換です。大きな変化に繋がるとは考えにくいです。と言うことはATF。しかしKENNOLが入荷した直後に試しにこの車のATFを交換しています。交換方法はドレンからATFを排出。新油を入れてエンジンを始動してしばらくしてから再度ATFを排出。それから新油を入れ油量調整して終了。この車のATミッションは厳密には測っていませんが、油量は7〜8リットルでドレンから排出する量は3〜4リットルという感じです。なので大雑把に半分くらい抜ける感じです。それを2回やったので3/4程度交換した感じかなぁ。交換してから2万キロも走っていないので、大きな変化にはつながらないだろうと思います。原因が分からず悩むところです。
 自分の乗った感じ、彼女の話からエンジンの変化が3割、ミッションの変化が7割くらいでATミッションが臭いなぁと思います。となると交換方法を変えたので、これかなぁと。しかし交換方法が違うと言ったってねぇ。
 それで、ふと思い出したことが。ウチのオンボロBMW(バイク)でKENNOLのミッションオイルMotoGear75W-90に入れ替えたらギアが渋くて使えないと思いました。皆さんにお勧めできないし、残った15リットルものオイルをどう捨てるか悩みました。まぁ洗い油くらいにはなるだろうと思い(って、油屋ですしテスト車両なので一般の皆さんに比べてオイル交換は頻繁。汚れは少ないのですけれどねぇ)、交換しました。そしたら何と、今までの中で最高の状態になりました。これは極端な例ですが、思い返せばKENNOLやACCORでは『一回目はそれほどでは無いけれど二回目交換したら、全然違った』という話も多々ありました。AMSOILでも同様なことが少しありました。
 となるとATFは・・・ATFこそ全量交換は難しいです。今回はオイルクーラーに行っているパイプから排出する方法で実施しましたので、この方法が大きな要素となったように思います。できるだけ全量交換か・・・。検証してみないとなりませんねぇ。
 交換方法は前回も書きましたが、もう一度。必要な特殊工具?はラジエーターに行っている細い方のパイプ2本を確認して金属パイプの経を確認します。それに合ったホース2本。ATF全量分プラスアルファの容量の容器(ペール缶は使いやすかった)。
 ミッションのドレンを外してATFを排出。ドレンを締めてAT内のオイルを押し出し用としてATFを注入。量は多ければ多いほど良いでしょうが、無駄も増えるので、それぞれ検討が必要だと思います。アウトバックの場合4〜5リットル排出されずに残っていると思いますし、そこまでの効果は想像していなかったので、ケチって4リットル注入しました。ラジエーターに行っているホースを2本外します。圧が掛かっていないのでタレる程度オイルが出てきます。パイプ側に用意したホースをそれぞれ付けて、ホースのもう一方をペール缶に入れます。これでどちらから排出してもペール缶に入るようにします。そしてエンジン始動。シフトを動かしたほうが良いのか分かりませんが、ATF油量調整の時、それぞれのポジションにシフトすることから考えて、動かしたほうが良いかなぁと思います。助手が居ればパイプからオイルの排出が終わったか見てもらうのが良いと思います。一人だったらDに入れた時など駆動力が伝わらなくなったのを目安にしても良いと思います。そしてパイプを元に戻します。フィルターが外付けカートリッジだったら、この時点で交換が良いかなぁ。オイルパンをはぐってフィルター交換の場合もこのタイミングが良いかもね。汚れた油に新しいフィルターを晒したくないですもの。それから新油を注入。レベルゲージで油量を調整して終了となります。
 そうそう、ちなみにATF無交換で走りすぎた場合、ATFの交換はしない方が良いと言われています。オイルには洗浄力があって、ミッション内の壁などに付いているスラッジが落とされ、オイルで吸収しきれないものが油圧を制御する細かなバルブなどに詰まってミッションが壊れる恐れがあるとのことです。そうそう、5万キロちょっと走ったプジョー505のオイルパンを外した時の写真がありましたっけ。ウチのホームページの下の方にカモちゃん小屋があって、『Peugeot505 V6』の『整備記録』→『20012/12/03』にあります。

何れにしても、作業の実施は自己責任でお願いしまするぅ。
タグ:AT DEXRON3
posted by カモちゃん at 22:29| Comment(0) | スバル・アウトバック
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