2014年01月16日

KENNOL BrakeFluid DOT5.1 デリカーゴに

三菱デリカカーゴの車検が近づいていますし、スタッドレスタイヤに交換した方が良さそうなのでブレーキフルードもKENNOL DOT5.1に交換しました。

 友達が居ないもので毎度のごとく一人で実施しました。う〜ん、友達が居ないなんて、なんて自虐的なんだ。それで反則技をば。リザーバータンクのフルードをマイティーバッグで吸い出し、新しいフルードを満たします。それでホイールを外します。ブレーキペダルをグ〜〜っと踏むとゆっくり沈んでいくくらいキャリパー側のニップルを緩めます。リザーバータンクのフルードが無くならないように監視しながらブレーキペダルをグィ〜〜グィ〜〜と踏み込んでフルードを交換しました。真似しない方が良いかもねぇ。フルードが著しく変色していれば新しいフルードに入れ替わったのが分かるのですが、さほど変色していなければ分かりません。今回はテストということもありますので、400ccほどで左後ろのブレーキシリンダーのオイルは入れ替わったと言う事にしました。それからマイティーバッグで負圧を掛けてエア抜きしました。負圧でエアを抜くとニップルのネジ部からエアを吸うのでしょうね。ホースの中をエアがジュルジュルと吸いだされていくのが分かります。このジュルジュル、何か気に入らないです。エアを吸い込まないようにニップルのネジ部にグリスを塗ってもあまり効果ないし。それでも負圧でエア抜き。実はサスオイルを振って泡がたくさんある状態で加圧したら泡がオイルに溶け込んで見えなくなってしまいます。そして急減圧すると炭酸飲料のように勢い良く泡立ちます。振らなければこのような現象はありませんが、振らなくても少しはエアが溶け込んでいると思います。ブレーキフルードも同じかも知れません。力いっぱいペダルを踏むとソコソコの圧力になると思いますし、どこに居るか分からないエアがフルードに溶け込むかもしれません。もっともニップルから出ると急減圧になるのでエアと確認できると思いますが。正圧でエアが取り込まれ、急減圧でエアが現れる・・・となると、負圧でエア抜きすれば大気圧下でフルードに取り込まれているエアが現れるのでは無いかと思ったり。大気圧下で作業しているので、エアを含んでいるかもしれないフルードがキャリパーに送られるので意味が無いカモ知れませんが、気分って事で吸い出す事もしています。
同じように右後ろは200ccで入れ替わった事にして、フロントは両方共300cc。それぞれ100ccを負圧で吸い出したという方法にしました。数字は感覚的で全くいい加減であります。
 こんな方法なので、エア抜けの良さは感じることはありませんでした。
 本当はフルード交換前と同じノーマルタイヤに一度したかったのですが、案の定というかジャッキアップやタイヤ装着の時、50肩が・・・へたれて、そのままスタッドレスにしてしまいました。

 そして試乗。
 車が軽い。20%軽量化したみたいな・・・。スタッドレスタイヤを付けてフロントのクリップナットを締める時、『すごく軽く回るなぁ』と思ったけれど、ここまで軽くなることは無いと思います。エア圧と言ってもそんなに違っているとは思えませんし。ノーマルタイヤは4分山くらいでスタッドレスが6分山程度なのでその違いかしら・・・。フルードを変えたことでピストンの戻りが良くなったとも考えられますが、やっぱりタイヤかなぁ・・・。
 ブレーキを緩く掛けてみるとマスターのピストンを押し始めから硬くなるところまでがエアが混入したのかと思うほど異様に軽いです。けれど、ブレーキの効き始めるポイントが同じようなので、エアが混入したわけでは無さそうです。戻りも早くなっているように感じました。それとペダルを通して何かを語りかけてくるような感じがあります。何ていうか、数日車を動かさないでいるとパッドとディスクがあたっている所が錆びてきますよね。ゆっくり走って軽くブレーキを当てるとパットが錆のところを通過するのが、ほんの少し分かりますよね。こんな感じのもっと微細なものが伝わってくるように思います。気のせいかもしれませんが・・・。
 制動(停止)しようとしたら、ブレーキング区間に路面が荒れていたり滑りやすそうなものがあったりしますよね。こんな時はブレーキを加減して通過することがちょくちょくあると思います。デリカーゴは商用バンで荷物を積むための足回りで乗り心地は二の次三の次です。乗用車で気にならない路面の荒れでも、かなりの衝撃があります。人や荷物を載せている時は特にブレーキの加減に気を使います。試走の時もこんな場面がありましたが、何かギャップを軽く超えて、余裕で制動できました。あれ?っと思ったのですが、ある人が言っていたブレーキを離した時の応答性がすこぶる良いとの話を思い出しました。
 それと、制動距離が短くなったと思います。制動距離と言っても急ブレーキではなくて、「あ〜あ、赤信号になっちゃった。止まろう。」と言った場合です。人とか荷物を載せていると特に穏やかに減速しようと思いますよね。これが以前は上手くいかないことが多々ありました。ストッピングパワーは十分にありますが、思った通りに減速しないというか・・・。ブレーキを掛けてもう少し、もう少しと探っていくと荷物が「ズ〜〜、トン」となったり犬達が「バタバタバタ」となってしまいます。距離は十分にあるのに、思うように止まれないのは、ブレーキを制御しきれていないと言う事で、ちと悲しい。止まろうと思えばいくらでも止まれるので問題ないし、制動距離を長大に取れるように走れば問題ないです。でも常識ってものがありますからねぇ。それでKENNOLのDOT5.1にしたら思い通りに減速できました。荷物が動かないうちに減速完了できたのです。何度か試したけれど余裕でした。この現象は一体何だと悩みました。明確な数値、例えば40km/hから停止まで、載せている荷物を動かさないでの制動テストができれば良いのですが、ちょっとむずかしそうですね。ブレーキのフィーリングの違いは、交換前はペダルの遊びを超えグ〜〜っと踏み込むと減速Gが発生してくる感じ。交換後は遊びを超えて割りとスッと入りグッと重くなり力加減に応じて減速Gが強くなります。あまり違いは無いように思います。タイヤの違いは急減速ではありませんし、ノーマルタイヤが4分、スタッドレスが6分ですので、強いて言えばむしろDOT5.1+スタッドレスの方が不利に働くのでは無いかと思います。と言うことはブレーキのフィーリングに何かあるのだと思います。ブレーキを踏み始めパッドとディスクが当たるところまでは足が覚えている所まで踏みますが、急ブレーキでは無いので踏力はそれほどでもありません。軽い方が早く到達すると思います。でも、これは織り込み済みでブレーキを踏んでいるような気もします。しかし交換前の状態ではこのポイントが曖昧で減速Gを感じながら踏力を増していきます。これはブレーキとの相談と言うことになると思うのですが、相談で手間取っている間にも車は進んでしまいます。相談もワンテンポ遅れて返ってくるので、一歩踏み込んだところで荷物がズ〜〜っと動き出してしまうのかもしれません。一方KENNOL DOT5.1はパッドがディスクを挟みだしてからの相談が早いです。荷物が動かない範囲で最大近く?の減速Gまで容易に持っていけるように思います。あくまでも仮説なんですけれど・・・。これもブレーキのコントロール性というモノかもしれませんね。

実は、とあるショップさんとブレーキフルードの話になって、私は「マスターバックの付く四輪だと違いが分かりにくいのでは?」とお話したら「いや、四輪だって分かるよ」とお話いただきました。そんなものかなぁと懐疑的でありましたが、自分の車のフルードを交換してみて、自分の無知ぶりを曝け出した格好になってしまいました。お恥ずかしい^^;
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2013年12月27日

ACCOR FL Auto BrekeFluid DOT4

 前回、KENNOL BrakeFluidDOT5.1の事を書きました。ACCORにブレーキフルードDOT4がありますので、今回はこちらの方を書くことにします。
 アドレスV100に入れてみました。アドレスはブレーキに不満はありませんでしたし、R100RSやデリカーゴのブレーキフルード交換時におすそ分けで交換していました。なのでそこそこのフルードを入れていました。感じとしては『少しリニアになったかなぁ』という程度で、大きな変化はありませんでした。けれど、やっぱり少しリニアになったかなぁ。KENNOLのブレーキフルードが衝撃的だったので、あまり感じなかったのかも・・・。

 ACCORの価格リストにあったので、てっきりACCORブランドだと思っておりましたが、実はFL Autoブランドでした。たくさんブランドを扱ってもどうかと思いますので、FL Autoブランドは扱わないつもりでしたが・・・後の祭り。でも使ってみたら、価格を含めて使いやすいと思います。これはこれで、良いか。

 KENNOL BrakeFluidDOT5.1を使って、それを文字にしたりしていると、思うことが出てきました。技術者・識者、あるいはメーカーが発表していることでは無いし(もしかしたらどこかに書かれているかもしれませんが)、間違えているかもしれません。けれど、ブログだったら思ったことを書いても支障はないかなぁという事で始めましたので、後日、恐れずに書いてみたいと思います。

 商品説明をアップし忘れていましたので、アップしました。
posted by カモちゃん at 03:35| Comment(0) | KENNOL製品

2013年12月22日

KENNOL Brake Fluid DOT5.1

またしてもR100RSです。

 R100RSって、ゴリラのようにパワフルな外国人向けにつくられたのでしょうけれど、とても重いところがいくつもあります。その中の一つがフロントブレーキです。自分は根性無しの力なしなので、R100RSは普通に止められません。雨が降って下り坂だと制動距離が伸びる伸びる。スピードは出ていなくても心臓が飛び出そうになる事もしばしばでした。
 遥か昔の事ですが、いろいろ調べていたらマスターシリンダーのサイズが1mm刻みに数種類売られていることが判明しました。付いているマスターが15mmなので、12mmに変更してみました。力なしの自分でも普通に止めることができるようになると同時にスポンジーになりました。ブレーキレバーに指二本掛けだと薬指がレバーに挟まれます。ブレーキのラインをメッシュに変えても若干良くなったかなぁという程度。マスターにブリーザーをつけ、ハンドルを外してブリーザーが上になるようにしてエアを抜くようにしたり、キャリパーを外してキャリパーのエアが抜けやすい位置にしてエア抜きしたりしました。けれどスポンジー感は気持ち良くなったかどうかという程度でした。とても精神衛生上宜しくないけれど、取り敢えず思い通りに止まりますし、マスターを小さくしたので仕方ないと諦めました。
 自分が20代の頃ってDOT4は競技用で吸湿性が高く3ヶ月毎に交換だったと思います。DOT4を使うようになったのはランタボ(A175A)で山に遊びに行って休憩したときブレーキが赤くなっていました。真っ暗闇の中でとても綺麗。タバコに火を着けたりして一服して出発しようとしたらブレーキがスコスコ。ブレーキが冷えて踏みしろが出たから帰ってくることができましたが。クールダウンしてから休憩すれば良いのに、お馬鹿丸出しとなってしまいました。あの頃はあの頃で一生懸命走っていたのですが、下手糞すぎてブレーキ踏みまくりだったのでしょうね。ついでにブレーキ絡みのバカ話。始めてバイク(YAMAHA GX250SP)のブレーキパッドを交換したときの事。前後交換一緒にしたんでしょうねぇ。それで試し走り。家の前が少し下り坂ですぐに十字路。で、停まろうとしたらスコッ。パニックになって何もできずにゆるゆると十字路を通過してしまいました。よく「そういう時はこうすれば良い、ああすれば良い」って話になりますが、パニックに陥ったら出来ることは限られてしまいます。馬鹿げた事故のニュースを聞いても、自分のパニックに陥って何も出来なかった記憶が鮮明に残っていて、笑えないです。どうやってブレーキに触れずに跨ったのか、エンジンをかけたのか・・・、記憶にありません。何れにしてもブレーキ整備をしたら、とにかくブレーキを数回操作して引きしろを出して下さいませ。
と、思い切り脱線しましたが、こんなブレーキ絡みの怖さがトラウマのようにあるので頻繁に交換する習性となってしまいました。AMSOILのブレーキフルードは輸入できなくなった頃販売開始したので使った事がありません。それで様々のメーカーのフルードを使いました。ブレーキの引きしろやフィーリングは変化ありませんでしたので、フルードの選択基準もドライ沸点・ウェット沸点くらいでした。

 KENNOL ブレーキフルードDOT5.1はDOT5.1の規格を満たしているに過ぎないようです。しかし、ル・マン24時間自動車レースなどの耐久レースでも使われているとの事なので試しに発注しました。
 KENNOLのブレーキフルードが入荷したので、早速入れ替えたところ、レバーの引きしろが減ってスポンジー感が無くなりました。キャリパー側、マスター側からエアは出てこなかったと思います。知らない間に出たのかもしれませんね。リアも入れ替えたら踏みしろが減りました。
 レバーの引きしろ、ペダルの踏みしろは乗車した状態で確認しなければ分からない程度ですが、ブレーキレバー強く引いても指との隙間が3〜5mmの余裕が生まれましたし、リアブレーキもキャブレターに小腿が当たらなくなりました。精神衛生上大変喜ばしい結果となりました。ブレーキのフィーリングも遊び・キャリパーピストンの移動・パットとディスク密着・そこからというのが感じられるようになったと思います。ただ、交換前の感覚でレバーを引くとブレーキの効き始めるポイントが違い、ダイレクトな感じで予想よりブレーキが効いてしまいます。ちょっと慣れが必要でした。リアブレーキはポイントが違っても驚く事はありませんでしたが。

 さて、屁理屈屋の自分としては理屈をこねなければ気持ちが悪いです。
 液体を圧縮しても体積はブレーキフィーリングに影響するほど小さくならないと思います。ブレーキフルード同士の比較なら尚更ではないでしょうか。注射器で実験したいと思いましたが、ウチにある注射器はガラス製で直径2cmくらいあります。6kgでピストンを押しても2kg/cm2に満たないでしょう。6kgでピストンを押すにしても口が割れてしまうと思います。注射器、高いしねぇ。実車でテストも考えましたが、エア噛みの影響があるので難しいです。って、そもそも実車で大きな違いがあったので、これを書いているのでした。このような現象があるかも知れないという事で保留とします。
 もう一つの理屈はエアの混入。昔、修理屋さんで働いていた頃、エアの抜けやすいもの、抜けにくいものがありました。それぞれのブレーキシステムによってエア抜きのしやすさは異なるのでしょう。R100RSは抜けにくい部類とすると、15mmマスターの時はエアが残っていても不具合は感じられなくても12mmにして同じ量の空気が残っていれば、とてもスポンジーになってしまいます。KENNOLのブレーキフルードは「流動性が高くABSに最適」みたいな事が書かれています。流動性の高さからエアが抜けやすいのかも知れません。これが一番信憑性が高いかなぁ。

 流動性についても感じることがあります。先にリニアに伝わるような事を書きました。、極端ですがワイヤー式のブレーキで例えると分かり易いかと思います。ウチのスズキ アドレスV100の後ろはワイヤーです。ウチに来てからはメンドーで整備をサボっていたらリアブレーキワイヤーが油切れになってしまいました。ブレーキレバーを離すときグニュ〜〜〜と戻ります。ワイヤーに注油して軽く動くときは、遊びをたぐって、シューが広がってドラムにあたって、そこからブレーキが効きだすというのを感じられます。ワイヤが渋くなってくるとこれらの事が感じられなくなってしまいます。ワイヤーの例えは本当に極端ですが、流動性高さってこんな事かもしれませんね。自分の感覚ですとブレーキのリニアさは流動性のように思いますが、エアが抜けた事によって感じられるものかも知れません。

 という訳で
 バイクは倍力装置がついていない分、ダイレクトでフルード交換による変化がわかりやすいと思います。自分のバイクだけだと心もとないので、試していただければありがたいです。
 ABS付きの二輪や四輪は、ABS機構が付くだけ複雑になります。エアも抜けにくい方向になるかなぁと思ったり。であればエアの抜けやすいフルードは有用だと思います。ABSの作動は超ハイスピードポンピングブレーキのような感じ。流動性の高さは有用でしょう。
 倍力装置付きの車(ほとんどがそうですが)では、ダイレクト感が少ないので、違いが分かるかなぁと思ったのですが、やはり違いがあるとのお話を伺いました。

 ウチのデリカーゴにもと思ったけれど、荷物を積んでいるかワン公を積んでいるので、常に雪道を走るような感じです。ブレーキフルードを変えてもどうかなぁ・・・と。車は重いし、寒いし・・・でテンションが上がらなかったけれど、もしかしたら何か違いがあるかも知れませんね。正月にでも交換してみようかしらん。
posted by カモちゃん at 12:50| Comment(0) | KENNOL製品